長寿命化セミナーへ行ってきました。
今回のセミナーに興味を持ち、参加したのは、
よくある「建物の長寿命化(長持ちさせる)」という内容では無く、
そこに住まう「人」の長寿命化の為のリフォームがテーマになっていたからです。
交通事故死は減っているのに、家庭内事故死は倍増しています。
自宅浴室での死者は病死扱いを含めると19,000人(交通事故死の3倍)もあるようです。
寒さによる健康リスクとしまして、
・血圧上昇(高血圧性疾患のリスクが増大)
・肺の抵抗弱体化(肺感染症のリスクが増大)
・血液の濃化(冠状動脈血栓症のリスクが増大)
寒さによる死亡要因としまして、
・脳卒中
・肺炎
・心筋梗塞
が挙げられます。
実際に、朝の室温が10℃低いと血圧が4mmHG上がるというデータがあるそうです。
また、高齢者ほど、室内の寒さで血圧が大きく上昇します。
浴室のヒートショックはよく言われますが、
その他の室間温度差や室温自体も大事になってきます。
この分野で先進のイギリスでは、冬季室内温度の指針として21℃を推奨しており、
健康性に劣る住宅は改修や解体命令が出るそうです。
英国保健省年次報告書(2010.3)では、
住宅の断熱性の向上や、適切な暖房についても指摘されています。
家の断熱改修を行ったら血圧が12mmHG下ったと言う例や、
断熱・換気がなされた新築住宅に転居すると、
アレルギー・高血圧・心疾患・糖尿病などの疾病にかかる割合が
減少すると言ったデータのあるとのこと。
建物の断熱性を上げて室温を一定以上に保つことで、健康に過ごすことが出来ると
断言しても良いと思います。
予算のご都合もあるかと思いますが、これからリフォームをなさる皆様は、
断熱をプラスして検討いただくのがいいかもしれません。
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