インタビューその1(やさしさ工房きっちんたま様)
京田辺市の
“やさしさ工房 きっちんたま”様。
当社が工事を担当させていただき、ガレージの一部を改装して、
キッチンをつくりました。
減農薬・無農薬の野菜や果物と、添加物などの心配のない調味料を使って、
季節のジャムと、お弁当を作られています。
お料理へのこだわりや、お店を始められたきっかけ、
当社の工事のご感想などを、伺いました。
―オープンおめでとうございます。
当社のキッチンの使い勝手はいかがですか?
やさしさ工房 きっちんたま様
(以下 た)
「そうですね、まだちょっと準備が足りていないんですけどね、キッチンは使いやすいです。
周りにも、『小さくても、こんな風にできるんやねぇ』と言ってもらえて。」
―当社の工事はいかがでしたか?
た「きっちり作ってもらって良かったです。
おかげ様で、保健所の立会い検査もすぐに終わって一発OKでした。
あと、IHのビルトインコンロを大工さんが加工してくれて(※1)、
きっちり収めてくれたのも、満足してます。」
(※1 そのままコンロを収めると、凹凸が出てしまうので、
大工さんに板金で加工してもらいました)
―ところで、このお店を始められたきっかけは何ですか?
た「料理と食べることが好きで、いろいろ行っていたので、それを活かそうと思ったんです。
今年3月で定年になったんですけど、それまで、介護関係の仕事をしていました。
介護関係で、何かを始めたいなとも考えたんですけど、審査が大変で、無理かなと思ってたところで、
去年の7月くらいに、新聞で偶然、
京都府山城北・南農業改良普及センター主催“女性起業家アグリビジネス創生塾”
第1期生募集の記事を見かけて、農業従事者向けのセミナーやけど、
一般の方もOKということだったので、そこに1年間通いました。
経営コンサルタントの先生が来て、
企業プランや事業プランを考えて、商品パッケージのデザインや
チラシのつくりかたを勉強しました。
そうやって塾には行ったものの、実際に、どこでお店を構えるかが問題で…
最初から、薄利でやるつもりでしたので、お店を借りると、商業ベースに乗せていかれへんなと。
その時にふと、『うちのガレージの奥にお店を作れないかな?』と思って、
まず自分で寸法を図ってみて、担当の方に、いろいろご相談に乗ってもらったんです。」
―手前の部分はガレージとしてお使いなんですね。
た「もともと奥行きがあるガレージでしたのでね。
お店の広さは、4.8平方メートル(※2)です」
(※2 洗面所くらいの広さです)
―きっちんたま様が、創生塾の起業第1号と伺いました。
た「受講生25名の中には、
もともとジャムや農産加工品の販売している方も何人かいたのですが、
ぜんぜん違う畑からの人だと、私が第1号ですね」
―お店を始められるに当たって、大変だった点はありますか?
た「そうですね、
ジャムは、商品は早くからできていたんですけど、
パッケージに時間がかかってしまって。
ジャムのビン、側面がちょっと丸くって、
最初作ったラベルを貼ったら、ボコボコになってしまって、半分の幅に作り直したんです。
それからも、ラベルはデザインを何度か変更しました。
裏側のシール(原材料・賞味期限などを表記しているもの)も、
本当は、ラベルの裏側の側面に貼りたいんですけど、
これもボコボコになってしまうので、底に貼っています(笑)」
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“やさしさ工房 きっちんたま”様
お問い合わせやご注文は、
0774-62-8660まで。
次回のインタビュー記事では、
きっちんたま様のお店のテーマやこだわりと、てづくりお弁当について、
お届けしたいと思います。
(続きます)